<土井啓輔尺八家・作編曲家 略歴>
岡山県出身。
吟詠家である祖母、母の影響で幼少の頃から邦楽に触れながら育つ。
琴古流尺八を小野正童師に師事。古典本曲を横山勝也師に学ぶ。
作曲及び、アレンジを、北原英司氏に師事。
クロード・ロジェ氏(バークレー音楽院卒)に作曲、アレンジ、インプロビゼーションを学び、数々のセッションに参加する。
後にクラシック和声学、対位法、作曲法を学ぶ。
演奏家としては、J-WAVEをはじめ、TV、ラジオにも数多く出演。
ワシントン、ドイツ、韓国、NY、ロシア等海外演奏多数。
くらしき作陽大学音楽科尺八専攻の非常勤講師を5年間つとめる。
1998年モスクワ公演をきっかけに、和太鼓林英哲グループに参加する。
一方ピアノの谷川賢作とはDuoユニット「DoT.」として活動する。
2014年より、太鼓の御木裕樹、KBの鈴木美香と「もだ楽」を結成、活動中。
その他にも、自己のグループやその他のセッションで演奏を行う。
麿赤兒創設の舞踏団「大駱駝艦」に連続して音楽提供。
その音楽は、日本の古典音楽を源流に現在から未来へと向かう変幻自在な作曲手法により大駱駝艦の舞台を壮大な時空に誘い込むと評される。
その他、映像や舞台音楽を中心に作曲活動を繰り広げ、独自の音世界を創り
出している。
うた塾「華楽塾」、現代尺八「竹真舎」、主宰。
踊り衆「吉備人」には2007年より10年にわたって楽曲を提供してきている。
<主なCD作品>
「山越へ」(プレムプロモーション)
「INFINITY」(プレムプロモーション)
「Touch to the light」(自主制作)
<主な作編曲作品>
演劇「なよたけ」音楽作編曲
演劇「草迷宮」音楽作編曲
真言宗西大寺依嘱
CD 「会陽おと曼荼羅」作編曲、制作
人形芝居かわせみ座作編曲・制作
かわせみ座「暮るるを慕う桜の木陰」作編曲
かわせみ座「ののさま幻想譜」作編曲
早瀬悠美 CD「あすに咲くはな」作編曲
石川喜代美 CD(コロムビア)「唄紡ぎ」作編曲・制作
よさこい音楽鬼火シリーズ作編曲・制作
森永基木 DVD、CD「ひのくに夢幻」作編曲・制作
他
◎舞踏大駱駝艦作編曲・音楽制作
.麿赤兒作品
「Gは行く」
「灰の人」
「ウイルス」
「ムシノホシ」
「クレージーキャメル」
田村一行作品
「血」
「オママゴト」
「おじょう藤九郎さま」
<主な邦楽作品>
尺八四重奏曲「護法様奇譚」
尺八・箏合奏曲「夢二MODAN」
尺八・箏二重奏曲「幻月詩」
福田蘭童「春宵怨」三味線手付け
尺八独奏曲「竹声伽陀」「焔」
尺八二重奏曲「熾竹六段」「双響」
鳥取県文化振興会依嘱・邦楽合奏曲「飛鳥天喜」作曲。(2013/03/10初演)
他
その他、劇中音楽、ダンスミュージック、映像音楽など多数。